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医療事務技能審査試験

医療事務技能審査試験は、医療事務に従事する者の知識・技能を審査し、証明することで医療事務職の職業能力の向上と、社会的地位の向上に資することを目的とし、日本医療教育財団により、実施されています。

 

おそらく医療事務関連の資格のなかで、もっとも受験者数の多い資格です。

 

年間5万人以上の受験者がおり、医療事務関連としては最大規模です。

 

1級メディカルクラーク(医科・歯科)、2級メディカルクラーク(医科・歯科)があり、受験資格が規定されています

1級の受験資格

1級の受験資格

 

@ 2級の技能審査に合格した者で、医療機関等において、医療事務職として1年6ヶ月以上の実務経験を有する者。

 

A 教育機関等が行う教育訓練のうち、審査委員会が認める「1級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者。

 

B 医療機関等において、医療事務職として3年以上の実務経験を有する者

 

2級の受験資格

2級の受験資格

 

@ 教育機関等が行う教育訓練のうち、審査委員会が認める「2級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者。

 

A 医療機関等において、医療事務職として6ヶ月以上の実務経験を有する者。

 

試験の概要

試験日は、1級が年3回(2月、6月、10月)、2級が年12回(毎月)です。

 

試験の内容は、実技T、学科、実技Uの3科目からで、実技Tは、接遇、院内コミュニケーションなどで、窓口または、電話でのやりとりを、400文字程度の文章にする問題が出題されるようです。

 

学科は、3者択一で、保険、公費、計算問題、医学知識と幅広い中から25問が出題されます。

 

実技Uは、診療報酬請求事務(レセプト)に関することで、カルテ4枚とそれに基づいて作成されたレセプト4枚とを照合し、誤りを訂正するというものです。

 

この試験は、3科目それぞれが、70%できれば合格となります。
合格率としては、約60%といったところです。

 

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